今回の記事では、巷で話題の「ストレングスファインダー」のやり方と、内向型HSPである私が実際にやってみた結果を紹介します。
非常に有名な本だとは思いますが、内向型やHSPの人の中には
- 一体どんな感じなんだろう?
- 金額に見合うだけの価値があるのか?
- この本から何が得られるのか?
と悩んでいて買う決心のつかない人もいるかと思います。
そんな方にはぜひ、当記事を参考にしていただければ嬉しいです。
ストレングスファインダーとは?
この本は、まさにタイトルが示す通り「自分の強み」が何かを知るための本です。
私達は幼い頃から苦手を克服することの重要性を教え込まれており、苦手を直すことにばかり力を入れています。
それは非常にもったいない!
苦手を克服するよりも自分の才能や強みを伸ばす方がずっと簡単で効率的です。
そして伸ばした自分の強みを最大限生かすことで、人間は社会の中で大きな活躍ができるはずです。
ただ、実際に「あなたの強みは何か?」と言われるとよく分からなかったり、上手く答えられない人が多いかと思います。
この本はそんな「自分の強みが分からない、知りたい」人のための本です。
この本とweb上のテストを通じて数多くの質問に答えていくことで、自分の強みが何かを的確に知り、把握することができます。
ストレングスファインダーの流れ
まずは「ストレングスファインダー」の本を購入します。電子書籍はなく、紙の本のみとなっていす。
巻末の袋とじ部分にアクセスコードとURLが記載されているので、URLにアクセスして右上の「コードの引換」からアクセスコードを入力します。
アクセスコードは1度しか使えないので、中古本を買っても意味がありません!ご注意を!
アクセスコードの入力後、個人情報の入力や規約への同意などの画面を進んでいった後、ストレングスファインダーのテストが開始します。
全177問の質問に直感で瞬時に回答していきます。質問数が非常に多くて30分ほどかかると思います。
骨が折れますが最後まで頑張って回答してください。
就職活動でSPIの性格診断を受けたことがある方は、それに近いものをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
テストが終了すると結果が表示され、自分の強みのうち上位5つが表示されます。
右側の「ストレングス・インサイドガイド」をクリックすると、5つの強みに関する詳しい説明が書かれた「強みの洞察ガイド」のPDFを見ることができます。
今後自分の強みを生かした仕事をしたり、生き方をしていく上でのヒントが書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。
内向型HSPの私がやったらどんな結果が出たか
内向型HSPの私がストレングスファインダーを受けてみたところ、私の強みトップ5は以下の通りでした。
- 内省
- 学習欲
- 収集心
- 成長促進
- 共感性
「内省」が1番目に来ているのはいかにも内向型らしい結果だなと感じました。
「内省」が高い人はとにかく一人で考え事をするのが好きだそうですが、まさに私に当てはまります。
私が一人で色々考えたことを当ブログで発信していますが、それは自分の強みを生かすことにつながっていると言えます。
今後もこのブログは継続していきたいと改めて感じました。
また「共感性」が5位となっていますが、これはHSPとしての特性を表していると言えます。
共感性が高い人は他人の気持ちを鋭敏に察知できるため、誠実な人間関係が構築できるとのことです。
一方で「指令性」や「活発性」の資質が高い人とパートナーを組むことで、「他人の気持ちを気にし過ぎていつまでも行動できない」ような状況を打開できる旨が書かれていました。
この点は私を含むHSPの人にとっては大変参考になるのではないでしょうか。
そして注目すべきは4位に「成長促進」がランクインしている点です。
私はもともと「他人の力になりたい」という気持ちが非常に強いですが、この結果から、人の能力を伸ばして成長させることに特に喜びを感じるようです。
今の仕事は研究職ですが、人を教え導く教師やコーチのような仕事にも適性があるのかもしれないと感じました。
まとめ
今回の記事では「ストレングスファインダー」のやり方と、内向型HSPである私が実際にやってみた結果を紹介しました。
転職を考えている人など、自分の強みとその活かし方を知りたい人には非常に有効な一冊だと思います。
また、真面目で努力家な傾向のある内向型やHSPの人は、この本とテストを通じて自分を高めるのに向いているとも感じました。
ぜひ皆さんも一度読んでみて、そして実際にテストを受けてみてほしいと思います。
きっと自己理解を深めるのに大いに役立つはずです。